倫理研究所が主催する「しきなみ子供短歌コンクール」

倫理研究所は生涯学習を推進している民間の社会教育団体です。創立は1945(昭和20)年。2013(平成25)年には一般社団法人として内閣府の認可を受けています。
倫理の研究並びに実践普及により、生活の改善、道義の昂揚、文化の発展を図り、もって民族の繁栄と人類の平和に資することを目的とし、それを達成するために、社会教育事業、研究事業 、出版・広報事業、文化事業、地球倫理推進事業などを行なっている団体です。

活動の趣旨に賛同する会員によって構成され、個人会員からなる「家庭倫理の会」、法人会員からなる「倫理法人会」の2つの会員組織を両軸に、書道を通して心を磨き高めあうことを目的とする「秋津書道会」や、短歌づくりにより生活の浄化と個性の発揚をめざす「しきなみ短歌会」などがあります。また、日本国内に留まらず、アメリカ・中国・台湾・ブラジルといった海外にまで活動の輪を広げています。

倫理研究所が日本の伝統文化の継承に貢献することを理念に掲げ、全国の小学生を対象に開催しているのが「しきなみ子供短歌コンクール」です。子供たちの国語力を培い、豊かな人間性を育成し、情操教育や道徳教育に資する活動として、2005(平成17)年より毎年開催しています。

文部科学省の後援を得て実施してきたこのコンクールは、教育委員会を通して全国の小学校へ呼びかけて開催しており、今では多くの小学校が学校内の活動の一環として短歌づくりに取り組むなど、大変な反響を得ているようです。コンクールへの短歌の投稿者数および投稿短歌数は、ほぼ毎回6万にも及んでいます。

表彰式では最優秀にあたる「しきなみ子供短歌賞」ならびに「文部科学大臣賞」の表彰のほか、特選受賞者へ表彰状が授与されます。2015年2月には10回目となる表彰式が明治神宮会館(東京・代々木)で催され、1,600名が来場しました。61,994名の応募の作品の中から「しきなみ子供短歌賞」に輝いた歌のひとつが「ゆうやけがくろいおやまをのみこんでほしとつきとがうまれたんだよ」というものでした。大人では到底詠むことのできない、こどもの純真な感性が見事に詠み込まれた短歌に、場内からは感嘆の声が沸きあがりました。

子供たちの自由な発想で詠まれた短歌は、子供たちが内包している無限の可能性を感じさせてくれます。短歌づくりによって学力が向上したり、学級崩壊の危機を乗り越えたという学校もあるそうです。また、倫理研究所の会員組織である「しきなみ短歌会」では、地域の小学校における「短歌教室」のボランティアや、公共施設で開催する「初めての短歌教室」を通して、子供だけでなく幅広い世代の教育力向上に寄与しています。倫理研究所が発行している月刊誌『しきなみ』は、年間出詠者数が6万人を超え、これは全国の短歌結社誌のなかでも最多です。

一般社団法人 倫理研究所
http://www.rinri-jpn.or.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

最新投稿記事

  1. リフォームは、自分の家をより快適にしたいというお客様の夢や希望の詰まった素敵なものです。そんなお客様…
  2. 私鉄の運転士として働く松岡哲也氏は、中部地方における私鉄の列車を運転するのが仕事です。子供の頃から鉄…
  3. 沢山の人から慕われている村瀬孝司ですが、彼は現在コンピュータ関連の仕事をしています。というのは、人々…

アーカイブ

ページ上部へ戻る